ポリフェノールを多く含む「リンゴ」を使うさいに、変色はなるべく避けたいものです。
とくにリンゴのすりおろしやペースト状にするときには、ハラハラするもの…
私も毎回気になっているので、一度ちゃんと検証してみようと思い、この記事を書くことにしました。
どうか参考になさってみてくださいね~♪

リンゴは変色がとても速いフルーツです。
- リンゴの変色を避けたい
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リンゴの「すりおろし」と「ペースト状」に使うツール
まず始めに、器具(ツール)の紹介からしていきますね。
私がリンゴをすり下ろすときには、プラスティックのおろし器を使用。

また、ペースト状にする際は、フープロ(マルチクイック9のビックチョッパー)を使用。(細かいすりおろし状態ができます)

この2つの方法では、「プラスティックのすりおろし面」と「金属のカッター」という違いがあります。
「プラスティックのすりおろし面」と「金属のカッター」では、変色に違いがあるのか?
では、それぞれで、リンゴを使って実験してみます~。
プラスティックですり下ろした場合
すり下ろしたばかりのところ

色止めにレモン汁を小さじ1.5を加えたところ

※すりおろし始めから6分経過!(すでに変色が始まっている)

※すりおろし始めから9分経過!(かなり茶褐色に…)

※冷凍すると、少し白っぽくなって見えます。


プラスティックのすりおろし器の場合、レモン汁を加えた場合でも「9分後」にはすっかり変色してしまいました。その後、完全に冷凍すると、いくらか白っぽく見えますが、半解凍して使う時には茶褐色そのものに。
金属のカッターを使用した場合
この時レモン汁も加えておきます


※わずかに変色しているだけ

※茶褐色になるのは時間の問題でした

金属カッターのフープロでは、最初からレモン汁を入れているせいか、冷凍パックに入れたときは若干の変色にとどまっていました。ですが、冷凍庫へ入れて数分後に見てみると茶褐色に。完全に冷凍すると、いくらか白っぽく見えましたが、やはり半解凍してみると茶褐色。
結論:そんなに違いはない
上記の2種類の方法で試した結果、両者ともに変色は免れませんでした。
それどころか、完全なる茶褐色に…
レモン汁を最初から入れて回したフープロの方が、どちらかというと変色するまでの時間が遅いくらいでした。
金属カッターは変色を加速すると聞いていましたが、どちらかというとすりおろしの方が色濃く変色になる結果となりました。
何度もすりおろしは経験してきましたが、変色するのは時間の差こそあれ、やはり免れることはできません。
ジュースにして飲むときなどは、速やかに搾って直後に飲むのが言いようですね。
また、冷凍保存では、固形で保存しない限りは、変色は仕方ないと諦めた方がよさそう…
ポリフェノールに関しては減ってしまいますが、他の栄養素はそのまま残るので、その点だけは納得の上で冷凍保存を活用したらいいと思います~。
(実際に、ペースト状の冷凍リンゴは、すぐにジェラートとして使えるのでとても便利です♡)
作った時によって色の変化に違いがあるかもしれませんが、結局思いっきり変色することには変わりありません


まとめ
プラスティックと金属での、リンゴの変色の違いについて検証してみましたが、ほぼ変わりがないという結論に至りました。
私は上記のような作業を、もうここ数か月で何度も行っていますが、平均してもその結果は事実です。
また、リンゴは品種によっても変色しやすいものがあるようですが、やはり切って食べるのが1番酸化を防げるようですね。
(ちなみに、上記で使っているリンゴの品種は「フジ」で、1番酸化しやすい性質のよう…)

いろんな食べ方をしたいリンゴですが、酸素にはとってもデリケートなフルーツのようですね。
この記事で使ったツールとリンゴ
私が使っているすりおろし器と、マルチクイック9です。
参考にのせました~♪
一気に、たくさんすり下ろせる無印良品のおろし器

最近購入した、とてもマルチでパワーのあるブラウンのブレンダー♡ ビックチョッパー(フープロのようなもの)がとても便利です♪

この冬2回購入している10kg入りのリンゴ
