ナチュラルハイジーンとは?|ナチュハイの食事法を分かりやすく解説
ナチュラルハイジーンって、なんだろう?
分かりやすく説明していきますね♪
この記事では、当ブログで紹介している、私の食事法「ナチュフル」の一環をなす「ナチュラルハイジーン」について、解説しています。
HSPの繊細さんはもとより、メンタルが疲れやすい人、体調不良で悩んでいる人には、とても参考になる食事法です。
よろしければ、最後までご覧いただけると嬉しいです♪
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ナチュラルハイジーンとは?
「ナチュラルハイジーン」とは、簡単にいうと、「自然に基づいた生活や食事法での生き方」です。
自然の法則に基づいた生活を送っていれば、健康な体で生きていけれる、ということですね。
例えば、体には体内サイクルという機能があります。
体内サイクルにともない、食事をするのに最適な時間や、睡眠にも最適な時間があるわけです。
そんな体内サイクルの、自然な流れにそった生活を行うことによって、健康になれる!というのが、ナチュラルハイジーンの考え方のベースとなります。
ナチュラルハイジーンの食べ物
ナチュラルハイジーンの食事法では、食べていい食品と、食べないほうがいい食品があります。
下記のリストを参考にしてみて下さいね。
\ 食べていいもの /
- 果物
- 野菜(とくに果物野菜・葉野菜)
- いも類
- 豆・豆製品
- きのこ・海藻
- 木の実・種子
- ドライフルーツ
- 精製していない穀物
\ 加減して食べてもいいもの/
- 肉・魚
- 卵・乳製品
\ 食べないもの /
- 加工食品
食べてOKな食品でも、食品の組み合わせが非常に大事になります。
肉や魚、卵などを食べる場合は、炭水化物とは組み合わせないようにしましょう。(豆類は大丈夫です。)
また、生野菜と組み合わせて食べるようにします。
ナチュラルハイジーンの1日の食事
では、次に、ナチュラルハイジーンで1番大事な要素である、食事についての説明をしていきますね。
まずは、ナチュハイでの「私の1日の食事サイクル」を、簡単にご紹介します。
①朝食
朝食は生のフルーツをとるか、何も食べないかで午前中過ごします。ですが、水などの水分はしっかりと摂るようにします。
ちなみに私がよく飲んでいるのは、レモン水やヨモギ茶、水それ自体です。
体の解毒をするためにも、水分は重要なポジションです!
900ml入りのレモン果汁ストレートです。ストレートのほうが味が自然でおいしいですね。
私は、10袋まとめ買いしています!
②昼食
昼食は、生の葉野菜サラダたっぷりと、プラス、精製していない炭水化物かタンパク質などのどちらか1品になります。(ナッツと組み合わせても)
炭水化物とタンパク質では胃から出る消化液が違うので、消化を効率よくするためにも、どちらか片方を選ぶようにするのです。
また、ここで、そのような葉野菜サラダともう1品組み合わせる形ではなく、サラダだけでもOK。
もしくはフルーツだけ食べるのもOKです♪
③夕食
昼食と同様で、生の葉野菜サラダたっぷりと、精製していない炭水化物かタンパク質などのどちらか1品です。(ナッツと組み合わせても)
またサラダだけでもOK。
もしくはフルーツだけ食べるのもOKです。
1日の食事例:まとめ
朝食 | 昼食 | 夕食 |
---|---|---|
フルーツだけ(数種類でも) 水だけでも (レモン水・ヨモギ茶) | フルーツだけ 野菜サラダだけ 葉野菜サラダ+全粒穀物かタンパク質(ナッツでも) | フルーツだけ 野菜サラダだけ 葉野菜サラダ+全粒穀物かタンパク質(ナッツでも) |
空腹でなければ食べない | 空腹でなければ食べない | 空腹でなければ食べない |
ナチュラルハイジーンの食品の組み合わせ
ナチュラルハイジーンでは、食べる際の食品の組みあわせが非常に重要です!
というのも「食べた物の消化」が、できるだけスムーズにいくことが大事だからです。
消化がスムーズにいかないと、腸内での発酵、胃もたれなど、様々な消化器官でのトラブルにつながります。そして、それらのトラブルが、体の炎症や病気へと発展していくのです。
ですので、そういった消化器官のトラブルを起こさないような、食品の組み合わせで食べることが、健康を保っていくうえで、大切なポイントになってくるわけです!
それでは、より具体的に説明しますね♪
①フルーツは必ず単独で食べる
フルーツ自体は、非常に優れた食品ですが、食べ合わせで効果が失われてしまうことがあります。
フルーツは、単独で胃の中に入れる場合、胃の消化酵素を使いません。
ですので、体の消化酵素を節約するのに、フルーツはこの上なく機能的な食品といえます!
ですが、フルーツと他の食品を組み合わせて食べてしまうと、胃の中で発酵が起きてしまいます。そして発酵すると、消化に時間がかかり、胃もたれ・消化酵素のムダ使いにつながります。
そのため、フルーツは他の食品とは、食べ合わせることはしません。せっかく食べたフルーツの恩恵が、無になってしまうからです。
フルーツの後に他の食品が食べたい時は?
けれど、もしフルーツのあとに、どうしても他の食品を食べたいという時もあると思います。
そんな時はフルーツを食べてから、最低20分は時間を空けてから食べるようにしましょう!
時間を空けてから食べると、フルーツが胃の中から通過して、後で食べたものと混ざらないようになります。
また、たくさんフルーツを食べた場合は、通過するのに時間がかかるので、1時間ほど空けたほうがいいですね。目安は、胃が楽になった感じがいいかと思います。
(その人の消化能力にもよりますが…)
- フルーツは単独で食べる。
- 他の食品も食べたい時は、20分以上時間を空けてから。
②炭水化物、タンパク質は1種類だけ!(必ず生の葉野菜サラダたっぷりと一緒に)
「ナチュラルハイジーン」では、スムーズに消化されるという点を重視しています。
消化器官の中で、発酵して腐らせないようにするためです。
なので、炭水化物やタンパク質はどちらか1種類だけ選んで、生の葉野菜サラダたっぷりと組み合わせて、消化がスムーズにいくような食べ方をします。
炭水化物とタンパク質どちらか1つにする理由は?
炭水化物とタンパク質のどちらか1つを選択する理由は、胃の中で分泌される消化液が、それぞれ異なるからです。
両方の食品をまぜて食べてしまうと、胃の中では、消化により多くの時間を要してしまいます。
必ず生の葉野菜サラダと組み合わせる理由は?
生の葉野菜サラダには、消化酵素がたっぷりと含まれています。
ですので、炭水化物やタンパク質と一緒に食べ合わせたときに、それらの消化を助けてくれるのです!
- 炭水化物かタンパク質のどちらか1つを選ぶ。
- 生の葉野菜と組み合わせて食べる。
ナチュラルハイジーンで選ぶといい「炭水化物」
ナチュラルハイジーンでは、炭水化物をとるなら「精製していない炭水化物」を食べるよう推奨しています。
お米なら白米ではなく玄米を、パスタなら全粒粉パスタなどと、穀物をまるごと取り入れるということですね。
ですが、「玄米は、消化に悪くて合わない!」と感じる人もいると思います。
そんな人は、発芽玄米がおススメです。玄米を発芽させて、栄養を体に取り入れやすくなっています!
または、雑穀を白米に入れて雑穀米にしたり、分ずき米(5~7分ずき米)などにして、精製度合いを調節するのもいいですね。
要は「できるだけ、白く精製された栄養価の低い炭水化物はさける!」ということです。
また、炭水化物といっても「いも類」は自然な形で存在する、無精製な炭水化物です。(野菜類ですね)
こういった、ジャガイモ・さつまいも・里いもなどの「いも類」を炭水化物としてとることは、非常にいい選択だと言えます!
- 精製していない炭水化物を食べる。
- いも類は炭水化物の中で特におすすめ。
おススメ炭水化物:2点
ファンケルの発芽玄米は美味しかったです!
まずは1kgから試してみるのもいいですね。
雑穀を入れると白米とはちがう、コクのある美味しさになります。
私は雑穀米が大好きです!
ナチュラルハイジーンのメリット・デメリット
メリット
まず、ナチュハイのメリット6点を紹介します。
- ダイエット効果がある
- 美肌になる
- フルーツ・葉野菜などが中心で消化が楽になる
- 葉野菜に含まれる「クロロフィル」が血液浄化・細胞に活力を与えてくれる
- 葉野菜サラダとの組み合わせで食べるので、食のバリエーションがある
- 塩分を適宜とれるので満足感がある
①ダイエット効果がある
ナチュハイのメインである「フルーツ」「果物野菜」「葉野菜」は、米や炭水化物に比べて、カロリーがとても低いです。
そのため、沢山食べても太りにくく、ダイエットに効果的です。
②美肌になる
ビタミンが豊富なフルーツや、果物野菜・葉野菜をたくさん食べるので、肌が綺麗になっていきます。
内側だけでなく、見た目も良くなるので、女性には嬉しいメリットですね!
③フルーツ・葉野菜などが中心で消化が楽になる
ナチュハイの食生活は、消化酵素がふくまれるフルーツや果物野菜、葉野菜が中心です。
そのため、お腹が軽く、食べたあとの消化が非常に楽になる、というメリットがあります。
④葉野菜に含まれる「クロロフィル」が血液浄化・細胞に活力を与えてくれる
ナチュハイでは、葉野菜たっぷりのサラダを、1日に数回食べるように推奨しているので、それら葉野菜に含まれる「クロロフィル」を多く摂取できます。
それによって、血液がきれいに浄化され、細胞に活力を与えてくれます!
心身ともに元気になれる要因になる「クロロフィル」が、大きなメリットの1つですね♪
⑤葉野菜サラダとの組み合わせで食べるので、食のバリエーションがある
葉野菜サラダと組み合わせて、全粒穀物やタンパク質、豆製品などを食べられるので、食のバリエーションが広がります。
それに、一般的な食事をしてきた人にとっては、食べる組み合わせを変えるだけなので、ストレスが生まれにくいですね。
⑥塩分を適宜とれるので満足感がある
葉野菜サラダとの組み合わせで食べる食事では、塩分も適宜とれるので、満足感も得られます。
フルータリアンのようにフルーツ中心ですと、塩分に対する渇望がふえるので、その点でナチュハイは、適宜の塩分により渇望の心配がありません。
注意点 : フルーツとナッツを食べる時
消化に良いフルーツですが、フルーツとナッツを一緒に食べると、胃の中で発酵してしまいます。
ナッツを食べる時は、フルーツを食べてから最低20分は空けるようにしましょう!
デメリット
では次に、ナチュハイのデメリット3点ご紹介します。
- 食費が、ややかかる
- 塩分の量が増えがちになる
- 食の選択範囲がひろいので、判断がむずかしい
①食費が、ややかかる
ナチュハイのデメリットは食費が、ややかかる点です。
これについては、ナチュハイの食事の中で、フルーツを食べる割合をどれくらいにするか?でかなり差が出てきてしまいます。
フルーツやナッツ中心の、フルータリアンよりの食生活ですと、食費は多くなりますし、フルーツはそこそこで、葉野菜サラダと全粒穀物やタンパク質などとの組み合わせを多くすれば、食費はそんなに増えることはないでしょう。
そこらへんの、フルーツやナッツの取り入れ具合によるかと思います。
ですが、葉野菜も季節によっては高騰することもあります。
たっぷり葉野菜サラダを食べる食生活でも、それなりに、やはり食費は増えるように感じます。
②塩分の量が増えがちになる
ナチュハイの食事では、葉野菜サラダとの組み合わせで、全粒穀物やタンパク質をとることも可能です。
ですが、そのスタイルを2食、3食と続けることで、摂取する塩分の量も増えがちになります。
ナチュハイでは、塩分も体に害があり、なるべく控えるように推奨していますが、その塩分を摂りがちになる点がデメリットと言えますね。
③食の選択範囲がひろいので、判断がむずかしい
ナチュハイでは、葉葉野菜サラダとの組み合わせで、全粒穀物・タンパク質・豆製品・ナッツや種子を食べてもいいと、推奨しています。
ですが、フルータリアンのようなフルーツ中心の食事でも、ナチュハイの範疇なのです。(より良いと言っています!)
その辺で、自由度が高い分、どっちよりの食事にしたらいいのか?とか、迷うことが出てきます。
そして、やはり一般的な食事の方へと選択しがちなので、どうしても素晴らしいフルーツがおざなりになりがちに…
そういった意味でも、自分の健康へのスタンスが崩れやすいので、その点がデメリットと言えます。
まとめ
今回は、ナチュラルハイジーン説明と、その食事法や組み合わせについて解説しました。
ナチュラルハイジーンは、冒頭でもお伝えしましたが、ーHSPの人や、メンタル面・健康面で悩んでいる人には、非常にいい効果をもたらす食事法です!
この書籍を読まれることで、ナチュハイの素晴らしさが理解できると思います♪
私はこの本を初めて読んだとき、衝撃が走りました!
それくらい常識をくつがえす、素晴らしい本です♪
また、当ブログの「ナチュフル」の食事の一環としての「ナチュラルハイジーン」ですが、他の記事でも紹介している「フルータリアン」の食事法と合わせて実践していただけると、その恩恵はすばらしいものとして、あなたに返ってくると思います♪
そして、2つの食事法のデメリットをなくした、究極の食事法「ナチュフル」は、さらにオススメできる食事スタイルとなっています!
この記事で紹介した食材
使ってみて、良かった食材です。
参考にしてみてくださいね!
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