うまくやろうと思えば思うほど、うまくいかない心理|その原因と解決法!【HSP繊細さん】
思うようにいかないことが多いのよね…
そのメカニズムを解説するね♪
HSPの人は、そうでない人より、「うまくいかないなぁ…」と思うことが多いかもしれません。
私自身もそうですが、繊細であるがゆえに、よけいに空回りしてしまう自分がいます…
この記事では、そんな悩みのメカニズム、そして解決策を書いています。
思うようにいかない人は○○で失敗する
心理カウンセラーの衛藤信之先生は、YouTubeで動画をたくさん配信しておられます。
そのなかで、「思うようにいかない人は○○で失敗する」という動画がありますが、それこそが、今回この記事でのテーマでもあります。
以下で、そのポイントをまとめています。
うまくやろうという人の心理
まず、心理学者フロイトが言っている内容の説明から入ります。
①眠りにつけない人
例として、夜なかなか眠りにつけない人が、眠れるよう様々な方法を試しますが、一向に眠れません。
その人は、毎晩つづく不眠のため、アロマを焚いたり枕を変えてみたりと、いろんな努力をしています。
けれど、眠ろうと思っても、眠れない夜が続くのです。
その状態を、意識と無意識で表現しています。
- 意識(願望)「眠ろう!」
- 無意識「眠れないかも…」
その結果は「眠れなかったらどうしよう…」と、無意識の中で不安がどんどん広がっていきます。
つまり、不安は眠る努力をすればするほど、「眠れなかったら最悪だ」という不安(恐怖)が、どんどん無意識の中で増えていくということです。
②救われたいと願う人
他の例では、救われたいと強く思う人の場合です。
- 意識(願望)「救われたい!」
- 無意識「救われないかも…」
その結果は「救われなかったらどうしよう…」と、無意識の中で不安がどんどん広がっていきます。
無意識と意識の割合
フロイトは、90%が無意識、10%が意識といっていますが、もうそうなると、完全に無意識に勝ちようがありません。
例えば乗馬している時に、人と馬が対決したら、(1割の)人が「こっちに!」といっても、(9割の)馬が「イヤ!」といえば、必ず人は、9割のほうに引っぱれます。
無意識のほうが、圧倒的に意識よりパワーがあるのが、分かりますよね。
どうりで、思うようにいかないはずです…
納得です!
思うようにいかない心理の解決策
思うようにいかない心理の解決方法は、2つあります。
以下で説明しますね。
①囚われない心をもち、責務を果たしていく
上記の”眠りにつけない人”の場合を見てみましょう。
その場合の解決策は、「眠れたらいいなぁ」と思うことです。そして「別に眠れなくても死ぬわけじゃないし…」と楽観的に考えることです。
これは、『囚われない心』だそうです。
そして、自分のやるべきことをやる、責務を果たす、一生懸命汗をかいてやるべきことをやる。
それが、夜に自然に眠りにつく方法だと。
逆に、「うまくやらなければいけない」という強迫性にとらわれると、やればやるほどそちらのエネルギーが大きくなって「やっぱりそうなんだ」という気持ちが、雪だるまのように増えてしまいます。
ですので、あるがままで、自分を疑わないこと。
一生懸命、責務(やるべきこと)を果たす!ことだと…
②人はあるべき姿になれると信じる
人間は本来、眠れるようになっています。
そして、その人間が、あるべき姿には必ずなれます!
大事なことは「それが解決できる」と信じれるかどうか?
「あなたは、あなたらしい木になればいい」と、衛藤先生は結んでいらっしゃいます。
また、以下の偉人の言葉も紹介されています。
ユング(心理学者)「本来あるべき姿、その人がなるべき姿はちゃんとセルフにある」
ロジャース博士「その人の中に何か悩みがあっても、答えはちゃんとその人の中にある」
うまくやろうと思えば思うほど、うまくいかないのは当然
以上のように、無意識と意識の割合からみても、なにげない無意識のほうが、自分の現在・未来を決定づけています。
ですが、そんなどうしようも太刀打ちできないような無意識にさえも、こちらのアプローチで変えていくことができるのです!
それは、つまり
- 囚われない心をもち、責務を果たしていく
- 人はあるべき姿になれると信じる
という2点を実践するかどうか?で決まる、ということですよね。
私はこのYouTubeを見てから、
2点のことを意識するようになりました。
ためになるお話だった…♪
\衛藤先生の素晴らしい動画です/
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