【HSP繊細さん】「人に気に入られる」のをやめると生きやすくなる
どうしても人に気に入られたい願望が、強いの…
人間の本質的なものでもあるよね。
HSP気質の私は、とかく人の目が気になります。
そして、人に悪く思われたくない、できれば気に入られたいと願ってしまいます。
しかしそのせいで、自分の心に噓をついてまで繕ったり、他人に合わせようとしてしまう。私はそんな生き方に、もう飽き飽きしてしまい、もう自分を苦しめたくないと思っています。
この記事では、人に気に入られるのをやめると生きやすくなる点について書いています。
HSP気質の方で、他人と自分、どちらを優先したらいいのだろう?と思っている方の、参考になればと思います!
HSPはお人よし
こんなことを書くとどうかと思いますが、HSPは自分でいうと、ほんとお人よしだと思います。
つまり、人に合わせることが「得意中の得意」ということです。
それは他人に対してはもちろんのこと、身近な家族に対しても同じようなことが言えます。
ことごとく家族にも気に入られたいから、自分の思いと反することに応じがちになってしまいます。
無理して家族に合わせてしまいがち
たとえば、今日は朝から胃がもたれて1日水だけで過ごしたいなぁと思っていても、家族といっしょに食べないとなんか雰囲気がわるいしなぁと考え、むりして一緒に食事をしてしまう場面がそうです。
私の場合は、とくに胃もたれが慢性的で、食に気を付けないと許容量を超え体調が悪くなってしまいます。
なので、極力食はひかえめに、しかも胃の負担にならないものを食べたいところ。
けれど、家族の気持ちを考えると、一緒に食べることで家族の安心感をも満たしてあげたい。
その結果、休日はとくに食事の量もふえてしまいます。そして胃のむかつきは、より増えることに。
ほんと自分はお人よしだと思いながらも、この行動を改めることができずにいます。(けれど、食事をとることはその場では美味しいし、とても楽しかったりします!)
そんな、お人よしがやめられない私の日常の、一例です。
ノーという勇気が持ちにくい
相手の意向にそえず断ることは、HSPの私にとって非常に気まずいことです。
それは、今日一日、いえ今後の未来をも決めかねてしまうような判断になるからです。
ですので私は、とても「ノー」という勇気が出しにくいです。というか、相手の好意に対しても「悪いしなぁ」と思ってしまうのです。
結果、相手はそれほどこちらの事を思ってないにしろ、断れれば、相手の行動もそれなりに変わってきます。とくに私の家族の場合は、私と距離をおくようになる。
それは私にとって、孤独な時間をもてたというメリットの部分と、相手に悪い思いをさせたかもしれないという悲観的なデメリットの部分とを同時にもたらせます。
そして、それが心のなかで反発しあいます。
「これでよかったのか?」とか、「受け入れておけば気持ちは楽だったよね」とか。
私のその日一日は、こうしてぐるぐると自分の言動のよしあしを、めぐり続けることになるのです。
自分の承認をみたしてあげよう
結局、今までの経験で思うのは、相手の意見を受け入れてもそうでなくても、自分の中ではその結果に起こったメリットとデメリットがぐるぐるとめぐり、反発しあうだけです。
ですので、受け入れる受け入れないのはどちらでもいいということ。
どちらを判断したとしても、そんなに変わりはないということです。あるとすれば、我慢に及んだ対象が、相手であるか自分であるかという点。
けれど、どちらにしても、自分の中では葛藤がつづきます。
そうであるなら、自分が気に入る行動をとったほうがいいとも思えます。自分には我慢すべきではありませんし、自分を大切にしてこそ、人にも優しくできるからです。
結局、一時の相手の承認をえるよりは、自分の承認をみたしてあげたほうがいいのではないか、と感じます。
実際には、なかなかそのように行動がとれない時もありますが。
まとめ:自分ファーストでちょうどいい
相手との言動のとりひきには、正解がありません。
なので、結果がそのときの唯一の答えであって、あとからは何と言われようと、それは幻想でしかありません。
ですので、人に気に入られようとすること自体は、人間関係というコミュニティの中で生きていくには大切なことですが、それよりも自分の気持ちを優先してあげること。
そのほうが、よりHSP気質の人が生きていく上では、生きやすくなるのではないかと考えています。
他人に振り回されやすいHSPだからこそ、自分ファーストでちょうどいいのではないでしょうか?
他人に振り回されない生き方で、ちょうどいいのね♪
そうだね!
HSPの人へ:書籍の紹介
わが家にもある、書籍です。
挿絵が多く、各所にマンガでも表現されているHSPの書籍です。敏感すぎるという、生きづらさを変えていくための4つのステップ、15のワークが書かれています。
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