メニュー
アーカイブ
ホワイト
HSP・ローフード愛好家
ずっと繊細な気質で悩みながら生きてくる。途中、幾度ともなく健康を害し、健康について深く探求するように。ナチュハイ、フルータリアンをとり入れた「ナチュフル」の食事法を中心に実践し、HSPの生き方を模索中。職業はナース。

トラウマのとらえ方は人それぞれ、心の整理がつくまでは見守る【HSP繊細さん】

ホワイト

相手のトラウマに触れることがあるけど、
どう接したらいいんだろう?

ピコ

深い傷に接することは、難しいよね…

過去に深く傷ついた経験、だれもが1つや2つあるかもしれません。

またその経験が、トラウマとなって心の奥深くに”しこり”として残ることも…

HSPの繊細さんには、そういったトラウマができやすい傾向にあります。

そしてそのトラウマが、やがては浄化してうすく影のようになるまでは、とてもとても長い時間がかかります。

そんなHSPの人を周りの人が見守る場合には、決してあせりは禁物!

この記事では、トラウマを抱えたHSPの人に対する、見守り方、会話術を書いています。

  • 大切な人がトラウマで苦しんでいる
  • トラウマをもつ相手の力になりたい
  • トラウマをもつ人とうまく対話がしたい

\ こちらもおすすめ/

目次

HSPの人のトラウマのとらえ方

HSPの人にとって、トラウマとは、心の中の”しこり”というより、むしろブラックホールのような存在です。

しこりであるなら、やがては薄く影のようになって、消えがちになりそうですが、ブラックホールは思考(その時の感情)がトラウマの方にきてしまうと、そのままブラックホールの方へ飲み込んでしまいます。

たった今、思いを巡らせていた思考は、深く暗いブラックホールの中へと引きずり込まれてしまうのです。

やがては、ブラックホールの中で、自分の思考は気が付きます。

ここはどこなんだ?

と…

もうそこは、過去に深く傷ついたりした、当時の現場そのもの

リアルにその現場を、リトライ(再体験)してしまうのです。

そして、そこへ入ってしまった思考は、再び傷つきます…

そんな風にして、HSPの人のトラウマは、しこり以上にやっかいな、ブラックホール的なものです。

決して入り込んではならない場所であるのに、近づくとそれを許されない…

ですから、HSPの人は、トラウマのとらえ方というよりかは、トラウマの存在のあり方自体が特殊だといえます。

HSPの人は心の整理に時間が長くかかる

そんな感じの、HSPの人のトラウマ。

心の整理には、とてつもないほどの時間がかかると見ていいでしょう。

私自身もそうですが、非常に長い間、各種のトラウマに苦しめられてきました。

また、トラウマは遠い過去だけではなく、つい数年前というような、ごく直近のものまであります。

これでは、トラウマが消えてなくなるのを待つ前に、どんどん増えるばかりですよね。

ですが、繊細でデリケートなHSPの人は、運命的なものなのか、非常に敏感すぎるセンサーをもつ故、トラウマをもちやすい性質です。

全くもって、生きにくい性質ともいえるでしょう。

ホワイト

HSPは本当に生きにくいなぁ、と感じます…

HSPの人への見守り方法

以上のようなHSPの人に対して、周りの人はどう見守ればいいのか?

周りの人というのは、家族であったり、友人であったり、または上司・教師であるかもしれません。

そういった周りの人がHSPの人を見守る時、唯一心にとめて置いてほしいことがあります。

それが、HSPの人をそっと暖かく見守ってあげてほしい、ということ。

決して無理強いするようなアドバイスや、否定などをしないこと。

ただただ、真綿でつつむように、やさしく温かく見守ってあげて欲しいです。

それこそが、トラウマを抱えて苦しんでいるHSPの人を、救うことになるので…

ある意味、愛情に飢えているHSPの人に、愛を供給するというイメージですね。

そして愛情はやがて、心にできたブラックホールさえも、いつかふさいでくれることになるでしょう。

私はそう認識しています…

HSPの人への会話で注意したい点

トラウマを抱えたHSPの人との会話で、注意したい点は、先ほどもあげたように、無理強いするようなアドバイス・否定などはしないということです。

あくまでも、相手の話をよく聞いて、さえぎらないようにすることです。

HSPの人への会話での注意点
  • こちら側のアドバイスは一旦ひかえる
  • 相手の話を否定するようなことは言わない
  • 相手の話をよく聞いて、さえぎらないようにする

①こちら側のアドバイスは一旦ひかえる

HSPの人の話を聞いて、こちら側が『こんなアドバイスがいいんじゃないか?』と思ったとしても、一旦はひかえます

というのも、こちらに浮かぶアドバイスは、だいたいが自分の経験によるものだからです。

今聞いている悩みは、自分とは違う考え方の人間のものです。

ですから、自分のセオリーに則ったアドバイスは、相手にはそぐわないことがほとんど。

アドバイスを一旦控えるというのは、そんな意味合いがあります。

話の最後で、最終的に言ってみてもいいなぁと感じたら、心づくしのアドバイス的なものを、さりげなく言ってもいいと思います♪

相手の話を否定するようなことは言わない

また、相手の話を否定するようなことは言わない!これも大事なポイントです。

そもそも「否定」というものは、こちら側の考えによるもの。

相手の話を、どうジャッジして判断を下すのか?みたいな、判別の心理が見られます。

ここでは、相手の心が楽になるような未来を想定して会話をしています。

であるなら、相手を否定することは、その逆の行為になりかねません。

また、たいていの人は、自分の話や意見が否定されれば、そこでもう、話はしたがらなくなるでしょう。

そうなる未来が、相手を否定するという行為からは、丸見えです!

ですから、否定する言葉、会話の仕方はやめておきましょう…

③相手の話をよく聞いて、さえぎらないようにする

おもたく、辛い悩みを話してくれている相手です。

そんな消えてなくなるかのような、はかなく脆い心で話してくれる相手の話は、最大の敬意をもって聞くべきです。

決して話の途中で、さえぎったりしないようにしましょう。

また、さえぎってしまうと、話がそこで終わってしまう危険性もあります。

話し出した→話の腰を折られる→話す気力がなくなる→話す前よりかえって気分が辛くなる

せっかく悩みを話しかけたのに、それが途中でできなくなるというのは、心のなかのブラックホールに舞い込んで、もう戻ってこられないような状態です。

というのも、一旦は話すという作業で、トラウマのブラックホールへと飛び込まなくてはなりません。

ですから、飛び込んだままで終わらせないように、最後まで話をすべて聞いて、高みに戻れるまでの経過をきちんとたどれるように配慮してあげましょう。

話をさえぎるというやり方は、NGです!

最後に:トラウマのとらえ方は人それぞれ

こんな風にHSPの人のトラウマについてや、その対応の仕方を見ていると、とても面倒くさいように感じてしまいます。

ですが、HSPの人も、そうでない人も、トラウマというものは非常に厄介な魔物?でしかありません。

そして、そのトラウマも人によって、とらえ方も、存在の大きさも様々です。

比べようがなく、また解消のできるスピードも違う…

そんな無形でつかみどころのないトラウマは、人間を苦しめますが、それでも暖かい別の人間の愛情が、やがては相手のトラウマをも消滅させるエネルギーへと昇華します!

私はそう信じて、HSPの家族と向き合うようにしています。

ホワイト

深い内容ですが、誰しももっているトラウマについての解説でした。
参考になれば嬉しいです…

2つのランキングに参加しています〜♪

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村 人気ブログランキング
人気ブログランキング

フォローしていただくとブログの更新をお知らせします!

ナチュフル - にほんブログ村 人気ブログランキングでフォロー

コメント

コメントする

目次