「HSP」と「エモーショナルイーティング」|~その予防方法と解決方法は?
「なんだか食べ過ぎてしまう」、「食べ出すと際限なくきりがなくなる..」
そんな経験がありませんか?
しかも、それがもう習慣化してしまっている。そして自己嫌悪の毎日…
今回とり上げるのは「エモーショナルイーティング」(衝動的な食欲、出口のない食べ方)
とくにこのブログで取り上げている「HSP」の人には、その傾向があるように感じます。
私も同じくHSPですので、その心境も痛いほどよくわかります。
それらに対処すべく、「予防方法、解決方法」を解説していきますので、最後までぜひご覧くださいね~♡
感受性の強いHSPの人は「食の悩み」も合わせもっていることが多いです…
- 過食してしまうことが多い
- 食べ過ぎるたびに自己嫌悪に陥る
- 胃腸の調子がいつも悪い
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エモーショナルイーティングとは?
まず始めに「エモーショナルイーティング」とは何なのか?
それは、衝動的な食べ方や、やけ食い、ストレス食い(ストレスイーティング)などのこと。
体に栄養が不足し「食べたい」と思う食欲ではなく、心を満たすためだけの食欲により、際限なく食べ続けてしまう状態です。
「エモーショナルイーティング」は、れっきとした病気で、食欲コントロールが不能状態。
- エモーショナル:感情的なまま
- イーティング:食べること
直訳は「感情的なまま、食べること」。
本当の空腹がもはや分からない状態で、しかもどれだけでも食べれてしまいます。
お腹が張ち切れそうになるまで食べて、そこで初めて「もう限界…」となる。
心が満たされるまで食べ続けてしまうのが、この「エモーショナルイーティング」の怖いところですね。
エモーショナルイーティングの原因
「エモーショナルイーティング」という病気になる原因は、ズバリ「過剰なストレス」。
ストレス解消が追いつかない状態や、あまりに過酷なストレスが一気に発生した場合などに、この「エモーショナルイーティング」になりやすいと言われています。
食欲は本来、「食べること」で脳に癒しを与えます。
ですので、そんな癒しを得るべく、過剰なストレスから脳を守るための「保護システム」として働いてしまうのでしょう。
なんとも切ないですね…
エモーショナルイーティングになりやすい人
エモーショナルイーティングは、「過剰なストレス」により発症することがお分かりになったかと思います。
ここでストレスを抱えやすく、発散しにくい特性としてあげられるのが「HSP」気質の人です。
HSPの人は繊細で、周囲のことも手に取るように感じ取ってしまう気質。
しかも他人に合わせてしまい、本来の自分の感情さえも抑え込んでしまいます。
さらに「ストレス発散」が苦手…
内向的であるがゆえに、アウトドアも苦手がちです。
いったいどこで「過剰なストレス」を発散させていくのでしょう?
そんなHSPの特性を見ていくと、「エモーショナルイーティング」に容易になりうる可能性が高いと言えます。
またHSPの中でも、とくに女性にその可能性が大。
本来、「感情で生きている」と言われる女性の特質状、仕方がないのかもしれませんね。
よって、女性でHSPという人が「エモーショナルイーティング」にかかる確率は非常に高いんじゃないか、と考えています…
エモーショナルイーティングが原因で起こる「病気の連鎖」
「女性でHSPの人」が、かかりやすい「エモーショナルイーティング」。
そんな「エモーショナルイーティング」という病気は、さらなる病気の連鎖を招いていきます。
それが、以下の病気。
- 糖尿病
- 高血圧
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 睡眠障害
- うつ病 など…
生活習慣病から派生して、あらゆる病気の温床となるのが、この「エモーショナルイーティング」の怖いところ。
食は本来、生きるための基本ですから、そこが故障してしまうと、あらゆる病気になるのも不思議ではないですけどね。
ですが、ほおっておくことができないのは、お分かりいただけるかと思います~。
エモーショナルイーティングを防ぐには?(よくする方法)【11の方法】
女性でHSPの人は、とくに注意したい「エモーショナルイーティング」という病気。
では、そんな「エモーショナルイーティング」を防ぐためにはどうしたらいいのか?
もうすでに、かかってしまい悩んでいる人も含めて、その方法を見ていきましょう~。
①かるい散歩やジョギング
「体を動かすこと」により、ストレスを発散させる効果があります。
20分とかでもいいので、早朝など特に気持ちのいい時間帯に行くのがおすすめ。
また午前中なら、一度は外へ出たいもの。
午前中の太陽の光には、人を元気にさせる「魔法の力」があると信じています~。
②遠くまでサイクリング
「サイクリング」は散歩と違って、高速で空間を突き抜けていきます。
そして普通に気持ちがいい~。
風を切って走行していくので、何とも言えない気分にさせてくれるのです。
これも一種の「魔法のよう」に感じます…
③森林浴へ行く
人間、ストレスでどうにもならない時には、緑の多い山や丘、野原へ出かけて行って、癒されるのが一番。
なぜだか分かりませんが、自然が自分の疲れた心を読み取って、キレイにしてくれる。
「浄化される」と言った方がいいのかもしれません…
とにかく、緑の草や色とりどりの花、木や森が人を包んでくれます。
そよふく風も、雲も空も一体となって、自分を包み込んでくれるから不思議…
「森林浴」は本当におススメの方法です~♡
④行ったことのない景色のいい場所へ行く
人って一度経験したものには、必ずといっていいほど耐性ができます。
それは場所にも言えること。
どんな素敵な場所であっても、最初に行くのと「2回目」とでは感じ方も感動も違ってくるのです。
なので、「行ったことのない景色のいい場所」へチャレンジするのがおススメ。
日本にはいっぱい、いい場所があるでしょうから、まずは近くから探索してみるのがいいですね。
そして、新たに自分で見つけた素晴らしい景色、場所は「自分だけの宝物」。
またいつか、ふっと思い立った時に行けばいいのです。
リストを作っておいてもいいですね~♪
⑤朝晩のストレッチ
ストレッチは固まった筋肉や関節を伸ばし、血流をよくしてくれます。
血流がよくなれば、また「気」も流れやすくなる。
滞った気を流すことで、心に抱えるストレスも流れていくことでしょう~。
朝晩など、少しずつでもいいので「ストレッチ」はおススメです。
また「ストレス耐性」を作っておくためにも、予防策としてストレッチはいいと思います♡
⑥シャワーや湯をはった入浴
人間の源は「海」から…
なので「水」に触れることは、「生命の源」に触れること。
シャワーや湯をはって入浴することで、そんな水に触れ、水に癒されるのです。
夕方早めの入浴は、とくに気持ちがいいもの。
早めに水に触れ、心地いいパジャマに着替えて部屋でくつろぎましょう~。
また朝にシャワーを浴びて、元気をチャージしてもいいですね。
とにかく水に触れること、全身でも手だけでも触れることで、生命力をチャージされるから不思議…
⑦部屋を暗くして好きな歌を動画で見る、歌う
もうどうにもならないと思った時は、部屋にこもり、ベッドなどに潜り込んで、「好きな歌」を動画で見るのが1番。
くり返しくり返し聞いたり、アバウトに選曲してみたり、とにかく自由気ままに好きな音楽にどっぷりつかる…
カーテンをして暗くしたり、夕方から聞き入って外が暗くなってもそのまま暗闇で過ごしたり。
とにかく俗世間から離れた「自分の世界」にこもるのがいいですね。
その手助けをいい感じでしてくれるのが「音楽」、その動画…
そんな時のためにも、「自分の好きなリスト」を作っておくのもいいと思います~♡
⑧好きな映画をサブスクで見る
音楽と同様、「好きな映画」もストレスを忘れさせてくれます。
サブスクだといろいろ新しい映画にもチャレンジできますし、もちろん自分の好きな映画も何回でも見られます。
サブスクにもよりますが、「自分の好みの映画」があれば、それを思いっきり楽しみましょう~。
1作だけではなく、2作続けて観たっていい。
心がおもむくまま、自由奔放に観まくりましょう~。
そして感動を味わい、映画を堪能するのです…
主人公になった気分で、「違う人生」を歩んでみるのです。
あなたはその映画のなかの女優であり、主人公…
⑨早めにベッドに入りだらっとする
ベッドにもぐりこめば、そこはもうフワフワの世界~。
何も考えたくない時には、そこが1番です ♪
手足を思いっきり伸ばして、そのままクールダウン。
心はいつでも夢の世界に行っていいのです。
自由気ままにベッドの中で安らぎましょう…
また同時に「動画を見たり、歌を聞いて」好きなように過ごすのもオススメ。
要はリラックスした空間に入り込み、包まれることがポイント~♪
やさしく包まれることで、「生まれてくる前のような安心感」が得られます…
⑩ときめかないモノを見つけ、感謝してから捨てる
ストレスでいっぱいになってる時に、ぜひやりたいことは「片付け」。
「ときめかないモノ」ばかりに囲まれた生活空間では、癒しどころか、ゆっくり休養さえもままなりません…
自分の住まいには、「ときめくモノだけ」を一緒に住まわせる。
そして住まいを自分の「パワースポット」にしていく。
そうであれば、疲れた心も体をも元気にしていけれることでしょう~。
「安らぎと生きる力」を再生させてくれる、環境。
そのためにも、「ときめく片付け」は大切ですね♡
私が最近買った本です。「こんまりさん」の考え方にとても感動しました~♡
⑪自分のブログに気持ちを書いていく
自分の今の気持ちをまとめることは、「思考の整理」になります。
また客観的な視点からも考えられるので、ある意味、冷静にも自分を見つめられます。
そしてさらに、文字となり自分の目で見つめることで、視覚化される。
ただ思って悶々としている脳内が、目の前に置かれたような状態です。
それがまた良くて、「どうしたらいいのか?」とか、対策をも考えられる。
いったん請け負った問題をたな卸しして、チームで策を練る感じにも似かよっていますね~。
とにかく自分の中だけにストレスを抱え込まないで、それを何かしらの「問題」「テーマ」として提示する、掲げる。
そんな作業ができるのが、自分のブログだと思っています~。
「エモーショナルイーティング」の治療について…
以上、「エモーショナルイーティング」を防ぐ方法(よくする方法)を11コをあげましたが、人によっては深く病気が進んでしまい、自分では手に負えなくなっている場合も…
そんな場合には、「心療内科やカウンセラーの力」をかりることも大切です。
自分一人で抱え込まず、誰かを頼ってみる方法も試してみてもいいと思います~♡
- 心理療法
- 栄養療法
- カウンセリング
まとめ
「HSP」の人は生きるのに、毎日「たくさんのストレス」を抱えがち。
少なくともHSPの私は、ストレスのオンパレードで心がはちきれそうです…
ですが、そんな自分をいたわり、癒してあげれるのも自分。
その「術」を今回の記事でご紹介しました~。
1つずつでもやってみてください。
そしてまた、自分なりの「新しい方法」を見つけて、自分のために実践してあげてくださいね~♪
そうなることを祈っています。また、一緒に乗り越えていきましょう…♡
エモーショナルイーティングを防ぐ(よくする)11の方法
- かるい散歩やジョギング
- 遠くまでサイクリング
- 森林浴へ行く
- 行ったことのない景色のいい場所へ行く
- 朝晩のストレッチ
- シャワーや湯をはった入浴
- 部屋を暗くして好きな歌を動画で見る、歌う
- 好きな映画をサブスクで見る
- 早めにベッドに入りだらっとする
- ときめかないモノを見つけ、感謝してから捨てる
- 自分のブログに気持ちを書いていく
また新たに「いい方法」が見つかったら、記事にアップしていきますね~♡
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